ドクターペーハー造園用

性状
湿性粉状
荷姿
価格
15kg入り3,420円(積算資料掲載価格:関東地区大型車)

特長

  • 中和反応で生成される塩類を難溶化するように工夫しているため、電気伝導度の上昇がほとんどありません。植物や環境にやさしい中和剤です。
  • 土壌に混合するだけで中和処理ができ、すぐに植栽が可能です。

用途

  • 造園工事におけるアルカリ土壌の中和
  • 園芸用培養土、農地土壌、ハウス栽培土壌のpH調整(酸性側へ調整)
  • アルカリ法面緑化工事(客土材または厚層基材に混合し吹き付ける)

使い方

次のどちらかの方法で配合量を決め、土壌に混合します。

配合量

中和試験

ドクターペーハー造園用の配合量を決めるための中和試験について
  • 土壌は1点当たり500g~1kg程度必要です。
  • 7~14日程度の期間が必要です。試験費用無料です。
  • 中和試験を実施することで下図の「中和曲線」を得ることができます。この中和曲線から、任意のpHに中和するために必要な配合量を正確に把握することができます。公共事業においては、配合量の根拠資料として提出できます。
中和曲線

pHが安定した時の値と配合量から中和曲線が得られます。これにより任意のpH値に中和するために必要なドクターペーハー造園用の配合量を把握できます。
下図の場合、pH7.9に中和しようとする場合、21kg/㎥のドクターペーハー造園用を配合すれば良いことになります。

ドクターペーハー造園用の配合量の目安

  • 目安表から配合量を決める(試験を実施する時間がないとき)
  • 現場土壌のpHを測定するとともに指頭法で土性を確認します。
  • 現場土壌のpHをから必要な配合量を求めます。
  • 砂質土壌の場合は少なめ、粘土は多めの配合量とします。
配合量の目安(目標pH7.7~8.0)
現場土壌pH 8.0~8.5 8.5~9.0 9.0~9.5 9.5~10.0 10.0~11.0
配合量(kg/m3) 5~15 10~25 20~35 25~50 40~60

改良範囲と中和目標とすべきpH値の検討

目標pH値

一般的にはpH8.0以下に中和目標pHを設定します。国土交通省の場合、上部有効土層はpH7.5以下とされています。

改良目標
  上部有効土層 下部有効土層
pH(H2O) 4.5~7.5 4.0~8.0
電気伝導度 0.1~1.0mS/cm 1.5mS/cm

改良範囲(改良深さ)

「植栽基盤の整備手順(案)」(H24年3月27日国土交通省都市局公園緑地・景観課)によれば少なくとも上部有効土層の厚さは下表の通りとなっています。

樹高と有効度層の深さ
  高木 低木 芝生・草花
樹高 12m以上 7~12m 3~7m 3m以下
上層 60cm 60cm 40cm 30~40cm 20~30cm
下層 40~90cm 20~40cm 20~30cm 20~30cm 10cm以上